200万のキャッシングしたのは嫁さん一覧

200万のキャッシングしたのは嫁さん

嫁さんを前に「この意味わかるか?オレはわかんないんだけど。。。」そう訊くと明らかに様子がおかしい。

挙動不審というやつです。

直感的に「こいつがやっとるな。。。」と内心思いましたが、自分で白状するまではホッパラかしにしようと思っていました。

ちゃんと自分で説明して謝れば、すぐに手を打とうと。

 

嫁さんはなかなか口を割りませんでした。

「やっていない」と言い張るのです。

「そういう事ならば警察に言うしかない。事件なのだから。」そう脅すしかありませんでした。

それでも違うというならば、本当に事件なのでしょう。

事件にした場合、こっちのクレジットヒストリーはどうなるのだろう。

それを弁護士の先生か誰かに聞いてみないといけないなぁ。

そんなことを考えていました。

するとやはり「ごめんなさい」と言い出すではありませんか。

 

嫁さんは一日に2回暗証番号を間違えながら、3日目なんとか探り当てました。

家族の誰かの誕生日かと思っていたらしいのですが当たらず、私の社員番号下4桁でビンゴ。

何にも知らない人間だと思っていたのに、ずいぶんと悪知恵が働くものだと変に感心しました。

この悪知恵の能力というのは、窮鼠猫を噛むのと似ています。

嫁さんにその能力が備わった理由、それを考えるべきでした。

私がもっと早くその事に気がついていれば。。。そんな後悔は今となっては遅い。

 

2年ほど前の2008年。

それまで働いていた外資系の会社を追われることになりました。

年俸はその頃700万。

直属上司の出世争いの敗北に巻き込まれ、会社を辞めざる得なくなりました。

その後ヘッドハンティングによって上司が就職した会社に私も3ヶ月後、お情けで再就職しました。

年俸としては激減の420万。

嫁さんに働いたらどうかと言ってみましたが、全くその気はない様子。

しかし実家から貰うことになっている家を人に貸していましたので、その家賃収入があります。

家の名義こそまだ父ですが、その管理を私がしている代わりに家賃などは私に入金されています。

幸い今のところタナコはいますので、入金される家賃は別口座にしていました。

リフォーム費用などで物入りになるのは、決まっていますから。

私の家は安い中古のマンションを、若いうちに買っていましたから一応持ち家。

ローンは早くに終わっています。

その程度の値段の家なのです。

 

嫁さんは我慢が足りないというか、お金持ちの娘そのもので、結婚してからは働きもしなければ子供のことも甘やかし続けました。

それはまぁいいとしても、この「我慢が足りないこと」が今回の発端だったようです。

再就職で減った年俸の280万円分の始末が、嫁さんには無理だったようです。

月々の生活費の他に300万ほど入っていた通帳を、何かあったときのために渡していました。

二ヶ月前に新車を購入する際「その通帳から現金で出しておいてくれ」と頼んでおいたのですが、その通帳には全く残金がなかった。

足りない分を補填していたら無くなってしまったのだと。

しかし「下ろしておいてくれ」と私から言われ、無いとは言えない。

クレジットカードから200万のキャッシングをして車代金に当てたという事だったようです。

 

ちょっと可哀想にもなり、あまり叱ることもしませんでした。

私があのまま前の会社に勤めてさえいれば、嫁さんにもこんな思いはさせずにすんだはずです。

そう考えると今回はあまり喧しくいうことをせず、「次からは足りないときは相談するように」そう言いつけるだけにしておきました。

「家賃の口座を出しておいてくれ。そこから支払っておくからもう心配は要らない。」

そのように言って、その日の話し合いは終わりました。